同会によると、かぐや姫とみられる名が、「古事記」上巻で豪族・大筒木垂根王(おお つつきたりねおう)の娘の迦具夜比売命(かぐやひめのみこと)として登場する。同市内 には集落「大筒木郷」があったとされ、同会は、大筒木垂根王がこの地域の長で竹取 物語の「竹取の翁」だと推定し、「京田辺が竹取物語の発祥地」という説を唱えている。
当日は、竹取物語などを研究する花園大の曽根誠一教授や、「かぐや姫の光と影」の 著者で岐阜経済大の梅山秀幸教授、さらに竹資源活用フォーラムの内村悦三会長らを 講師に招き、地元の郷土史研究家がシンポに加わる。
入場申し込みは、往復はがきに住所、氏名、年齢、職業、所属を書いて、 郵便番号610−0331 同市田辺80、市教委「かぐや姫シンポ」係 電話0774(62)9550へ郵送する。先着三百人。入場料は三百円。