「かぐや姫の里を考える会」ホームページ      開始:平成15年7月開設
     
『竹取物語』”かぐや姫の里”京田辺              

 

八十山和代

洋画家
1959年 ブラジル・バストス市生
やそやま・かずよ

(写真提供/朝日新聞)

故郷石川県と京都にアトリエを構え、洋画では珍しく竹をモチーフとした作品を描きつづけている。
同じ洋画家として活躍した母、故雅子との親子展をはじめ、東京、京都、ブラジル、中国、ニューヨークなどで次々と個展を開催、好評を得る。
サロン・ド・パリ正会員、竹文化振興協会会員、エネルギー・資源学会会員としても活躍。

アトリエ
八竹庵(はちくあん)/京都市西京区大原野
清雅庵(みやびあん)/石川県小松市

       
1986年  3月   一柳青国際美術協会展優秀賞
      一柳青国際美術協会展会員推挙
  11月   '86北陸女流美術展招待出展
1987年 3月   犀川画廊三人展(金沢)
(寺前青美・八十山雅子・八十山和代)
  4月   一柳青国際美術協会展努力賞
  5月   加賀美術協会展入選
      加賀美術協会会員推挙
  6月   '87北陸女流美術展優秀賞
  9月   海外展入選(メキシコ)
1988年 6月   一柳青国際美術協会展委員長賞
      '88北陸女流主展奨励賞・無監査
  8月   上野の森 日本の自然を描く展入選
      サロンド・パリ正会員推挙
      サロンド・パリ展(パリ)
1989年 5月   一柳青国際美術協会特別展出展
  6月   プラザ樹 八十山親子展(雅子・和代)金沢
      福井サムホール美術展奨励賞
      加賀美術協会展入選
  6月   '89北陸女流美術展優秀賞・無監査
  8月   上野の森 日本の自然を描く展入選
  10月   サロンド・パリ展 市民賞(パリ)
  12月   北陸中日展入選
1990年 3月   東京アートエキスポ出展
  4月   第46回現代美術展入選
  5月   ニューヨークT&Nギャラリー日本美術文化展出品
  6月   '90女流美術展奨励賞・無監査
  9月   八十山雅子・和代親子展(犀川画廊)金沢
1991年 3月   ニューヨーク(ソーホ)海外初個展  3月 5日〜 3月31日
      “八十山和代・竹の世界の絵画展”
  7月   グリーンランド取材旅行
1992年 5月   京都国際ホテル1Fギャラリーにて
“八十山雅子・和代展”開催
  6月   金沢名鉄丸越百貨店5Fギャラリーにて
“八十山雅子・和代展”開催
  7月   ニューヨーク“ザ・アートディレクターズクラブ”にて
“八十山雅子・和代展”開催
  8月   (株)長谷工コーポレーション本社ギャラリーにて
“八十山和代個展”開催
  11月   京都八幡市市制15周年記念事業の“竹祭り”において八幡文化ホールで“八十山和代特別絵画展”開催
  11月   熊本県“第3回世界竹会議”及び“第33回全国竹の大会”において竹林園特設会場にて“八十山和代竹の絵画展”開催
1993年 4月   バンブーフェスティバルにて作品展示
(ドイツ・ハム市マクシミリアンパーク)
  8月  

東京アメリカンクラブにて
“BAMBOO THE GIANT GRASS is the most powerful environmental tool earth created”
個展開催

1994年 4月   20日〜24日/川越市立図書館3階展示室にて
  4月   27日〜5月1日/埼玉会館第2展示室にて
      “竹の表情、その命と心展”――女流洋画家・八十山和代と5人の学者グループ展――開催
  6月   27日〜7月20日/中国取材旅行(上海・杭州・成都・西安・北京)
1995年 7月   26日〜8月1日 大丸百貨店(京都店)にて個展開催
  9月   “平成女遣唐使 竹取物語 八十山和代女史 中国巡回展”開催(上海美術館・四川省美術館・西安美術大学美術展ホール)
1996年 6月   京都市洛西竹林公園設立15周年記念において
“八十山和代・竹の絵特別展”開催
  7月   竹文化振興協会設立20周年記念において
“八十山和代・竹の絵特別展”開催
1997年 5月   “八十八夜竹取物語 八十山和代展”
大丸東京店にて個展開催
  8月   京都市西京区大原野に八竹庵設立
  8月   “立秋竹取物語 八十山和代展”
大丸心斎橋店本店にて個展開催
1998年 1月   “八十山和代・竹絵展” 大丸神戸店にて個展開催
  8月
〜10月
  八十山雅子・和代展
−ブラジル日本移民90周年記念祭−
(国際交流基金助成事業)
      サンパウロ市:南米安田ビル16F 特別ホール
      リオ・デ・ジャネイロ市:ブラジル国立歴史博物館
      ブラジリア市:連邦貯蓄銀行 本社ギャラリー
  11月   第5回 世界竹会議(コスタリカ)
特設会場にて「八十山和代展」開催
      八十山和代凱旋基調展 京都・都ホテル
主催:京都外国語大学
1999年 1月   八十山和代油絵展開催(大丸東京店)
  5月   八十山和代油絵展開催(大和小松店)
  6月   八十山和代展(伊吹の見える美術館) 主催:滋賀県山東町
  12月   八十山和代展 〜竹林賛歌〜(三越倉敷店)
2000年

2001年
4月3日

3月31日
  中国陝西省西安市 中国西安美術大学 留学
(水墨画を学ぶ傍ら学生に油絵を教える)
(中国奮闘アルバムへ)
  4月13日
15日
  「八十山和代日本帰国展」開催(中国・西安美術学院 美術館)
  4月20日   帰国
  6月28日   竹文化振興協会25周年記念
「八十山和代特別展」開催(京都リーガロイヤルホテル)
  8月   「日本・中国の山水・花鳥・人物」
〜八十山和代日中友好中国帰国展〜(京都文化博物館)
  10月   「八十山和代中国帰国巡回展」開催(倉敷市立美術館)
  12月   「八十山和代中国帰国巡回展」開催(小松市立博物館)
2002年 9月   日中国交正常化30周記念 2002年「日本年」「中国年」
 「竹文化 八十山和代」展(中国革命博物館・南京博物院)
  10月   「竹文化 八十山和代」展(金沢市 犀川画廊)

作品所蔵: 八幡市(京都府)/水俣市(熊本県)/国立京都国際会館(京都市)/西安市(中国)/バストス市(ブラジル)/ブラジル国立歴史博物館(ブラジル)/京都商工会議所(京都市)/大原野中学校(京都市)/倉敷市(岡山県)/苗代小学校(小松市)/北京画院(中国)/南京博物院(中国)/向日市(京都府)
 
 
 
 
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竹林(襖絵)(1992)100.0×179.0×4 竹といのしし(1994)145.5×112.1 F80

春暁(白無垢)(1995)
100.0×80.3 F60 個人所有
夫婦竹(1996)
130.0×50.0ブラジル国立歴史博物館(ブラジル)所蔵

幽竹(1998)
116.7×90.9 F50 個人所有
夜光(1989)116.7×90.9 F50
(第28回 北陸中日美術展入選)国立京都国際会館(京都市)所蔵

亀甲竹(1989)
162.1×130.3 F100(1989年女流美術展優秀賞受賞)
時は流れる(1993)300.0×100.0

静かに笹になる130.0×50.0 個人所有

清瀬〜清らかな風の音〜
(1994)162.1×130.3 F100

家族のつながり
(1993)200.0×100.0 個人所有

竹椿(1987)
145.5×112.1 F80 (1987年中日女流美術展優秀賞受賞) 個人所有
志貫(1993)
145.5×112.1 F80 個人所有

竹の子林(1990)
Bamboo Shoot Forest
145.5×112.1 F80

雨後の筍(1994)
Bamboo Shoots after the Rain
145.5×112.1 F80

   

天と地 命の望み(1999)
Heaven And Earth, or the Hope for Life150×500 変形500
叙情詩人(1997)
lyric poetess 116.7×90.9 F50
かぐや姫(1994)
princess kaguya 90.9×72.7 F30
語る(1993)
SpeakWith145.5×112.1 F80

竹取物語(1994)
Story of Taketori
130.0×50.0 変形60
都おどり本番30分前(1991)
Thirty Minutes before the Town Dance 145.5×112.1 F80
 
 ある日、洛西の竹林に題材を求めて何度目かに行った時に、たまたまその時の自分の心境と竹林の持つ様相とがピタッと一致したんです。
孟宗竹を見た時に「あっこれや!」と思いました。
要するに私は顔で笑って心の中では「負けたくない」と思っていますから、それが竹のイメージとスライドしたんですね。

孟宗竹って太くて逞しくて天に向かって真っ直ぐに延びてますよね。
そして地下茎は土の中にびっしりはびこってコンクリートさえも割って出てきてしまう程の生命力。そしてどんな時でもスキッとしていてどんな時でも顔に出さず凛々としている外見が自分に見えたんです。
竹の外見に自分の姿、地下茎に自分の精神を感じました。「私は竹、竹は私」。それ以来ずっと竹を描き続けています。 でもその時は竹の事は何にも知らなかったんです。太い竹と細い竹、そして竹の子ぐらい。
最初に出会ったのが孟宗竹と言う事も後で知りました。
「それじゃあ竹に申し訳ないなぁ」と竹の分類や構造も勉強したくて本を買ったり、勉強会にも参加したり。


かぐや姫 (1994130.3×97.0 F60
私自身である孟宗竹と月と宇宙を描いた。1994年以降毎回個展会場に展示し、見に来られた方々に じかにキャンバスに触れて感じていただいている。

このページは、八十山和代TEL(075)332-8255 FAX(075)332-8256
E-mail:yasoyama@mug.biglobe.ne.jp から頂いたものです。写真などの著作権は八十山和代さんにあります。
お問い合わせは、上記まで・・・
  

竹取翁博物館場所:〒610-0313京都府京田辺市三山木直田10 
        代表者小泉芳孝
  JR片町線「JR三山木駅」東へ徒歩3分  近鉄京都線「三山木駅」東へ徒歩2分
  
TEL・FAX 0774-62-2522 携帯 090−6961−9391
   HP http://taketori.koiyk.com/
 Mail koiy@leto.eonet.ne.jp
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