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「かぐや姫を主人公とした『竹取物語』の舞台は、一般的に言われている奈良県広陵町ではなく、京都府南部の京田辺市ではないか」という説を考えるシンポジウムが、京田辺市で開かれました。
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竹取物語の舞台は、翁の名前が「さぬきのみやつこ」と書かれていることから、讃岐一族をまつった神社がある奈良県の広陵町とする説が一般的です。 |
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一方、京都府南部の京田辺市は、古くからタケノコの産地として知られていて、数多くの竹薮があります。このシンポジウムは「竹取物語の舞台は京田辺市ではないか」そんな研究に取り組んでいる地元の郷土史家のグループが、研究者を招いて開きました。 |
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竹取物語よりも前に書かれた『古事記』では、「かぐやひめのみこと」という人物が帝の妻として登場しています。シンポジウムでは、京田辺市の研究者が「”かぐやひめのみこと”の父親が”おおつつきたりねのみこ”という綴喜(つづき)地方の豪族とされ、今の京田辺市、かつての田辺町を中心とする綴喜郡に縁があると考えられる。」と説明しました。 |
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また、竹取物語には、翁の家は「山本近なり」と書かれています。この「山本」は奈良時代、今の京田辺市に置かれていた「山本駅」ではないかという説も紹介されました。
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竹取翁博物館「国際かぐや姫学会」京田辺説 大筒木出版
場所:〒610-0313京都府京田辺市三山木直田10 代表者小泉芳孝
JR片町線「JR三山木駅」東へ徒歩3分 近鉄京都線「三山木駅」東へ徒歩2分
Mail koiy@leto.eonet.ne.jp
TEL・FAX 0774-62-2522 携帯
090−6961−9391 HP http://taketori.koiyk.com/
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