NHK京都放送局 「かぐや姫を主人公とした『竹取物語』の舞台
                         シンポジウム
を開催

イメ−ジ6

 当時の「駅」は、朝廷の使者が馬などを調達するため、一定の距離を置いて主な街道に設けられていました。「山本駅」は平城京から山陽道や山陰道などに至る交通の要所として栄えた所です。竹取物語が書かれた平安時代の初めは、「山本」とは、この駅を指したのではないかというのです。

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竹取物語を研究している花園大学の曽根誠一教授

「物語のモデルとなった人物につながりのあると考えられる地名などが、実際に京都府南部に多く見られる。」

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シンポジウムを主催した京田辺市郷土史会の藤本富雄会長

「かぐや姫と京田辺市には関わりがあるということをもっと広く知ってもらい、さらに議論が深まれば喜ばしい次第です。」

  ●連絡先
京田辺市郷土史会0774(62)9550

取材後記
 かぐや姫のふるさとは京田辺市という説は、お話を聞けば聴くほどなるほどと思いました。招待された学者が郷土史家の説明に「付け加えることはありません。」とおっしゃるなど、郷土史家の方々の熱心で深い研究に驚嘆しました。
(平成13年9月22日取材 塚越勝宏記者)

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 「かぐや姫を主人公とした『竹取物語』の舞台は、一般的に言われている奈良県広陵町ではなく、京都府南部の京田辺市ではないか」という説を考えるシンポジウムが、京田辺市で開かれました。

イメージ2  竹取物語の舞台は、翁の名前が「さぬきのみやつこ」と書かれていることから、讃岐一族をまつった神社がある奈良県の広陵町とする説が一般的です。
イメージ3  一方、京都府南部の京田辺市は、古くからタケノコの産地として知られていて、数多くの竹薮があります。このシンポジウムは「竹取物語の舞台は京田辺市ではないか」そんな研究に取り組んでいる地元の郷土史家のグループが、研究者を招いて開きました。
イメージ4  竹取物語よりも前に書かれた『古事記』では、「かぐやひめのみこと」という人物が帝の妻として登場しています。シンポジウムでは、京田辺市の研究者が「”かぐやひめのみこと”の父親が”おおつつきたりねのみこ”という綴喜(つづき)地方の豪族とされ、今の京田辺市、かつての田辺町を中心とする綴喜郡に縁があると考えられる。」と説明しました。
イメージ5  また、竹取物語には、翁の家は「山本近なり」と書かれています。この「山本」は奈良時代、今の京田辺市に置かれていた「山本駅」ではないかという説も紹介されました。

全日開館として全て予約制(電話)により開館へ (2014年10月24日〜)
竹取翁博物館は、2013年2月1日に開館して2年半となり当初目的を達成しました。
今後は開館日を全日として全て予約制(電話)にします。但し、本館入口左にあるインターホン両方を押して頂き館長が館内にいる時は、見学可能です。なお、お盆と年末年始は休館させて頂きます。

 他に、訪問される小学生迄の方はご両親または先生と一緒にお越し下さい。出来ない時は両親か親権者等の「承認書」を持って来て下さい。また、博物館の記録用として写真を撮らせて戴きますのでご協力お願いいたします。

竹取翁博物館「国際かぐや姫学会」京田辺説 大筒木出版
場所:〒610-0313京都府京田辺市三山木直田10  代表者小泉芳孝
  JR片町線「JR三山木駅」東へ徒歩3分  近鉄京都線「三山木駅」東へ徒歩2分 Mail koiy@leto.eonet.ne.jp
  
TEL・FAX 0774-62-2522 携帯 090−6961−9391 HP http://taketori.koiyk.com/
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