隼人サミットのプログラムから
 
「古代隼人文化を語る」シンポジウムと隼人舞の競演
                      
 開催場所:鹿児島県隼人町

  ※シンポジウム当日の「隼人舞」競演

隼人サミットの模様がTV放映!「国際かぐや姫学会」京田辺説
2004年8月21日、10時15分から鹿児島放送で、隼人サミットの模様がTV放送されました。

また、地元紙で8月
4日の鹿児島の新聞、「南日本新聞」にも大きくとりあげられました。
鹿児島では南日本新聞にとりあげられれば、今回の催しが認められたというということになるようです。
 サミットの評価について、隼人町でも評判がよく、出席された方も有意義な一日だったと番組の
中で語っておられました。


サミットの目的
 
隼人町一帯は古代日向国の大隅、阿多の中央に位置し、
曽の国と呼ばれていました。

 この地域は一宮正八幡宮である鹿児島神宮を持ち、
海幸・山幸伝説など神武東征に係る伝説が数多く存在
します。鹿児島神宮には、山幸が龍宮から持ち帰った
とされる、
潮満玉と潮引き玉が保管されていると言われています。
また、天皇の即位の礼に舞われるとされる隼人舞も千
年もの時代を経た現在でも受け継がれていると言われ
ます。

 この隼人舞が庶民化し、祭事などで舞われ、せばる
隼人舞・京田辺市の隼人舞、さらに猿楽・能楽へと進
化したものと言われています。これらの事が物語る古
代隼人の文化とは、古代日本の形成に大きく影響した
事が伺えます。
 今回の隼人サミットでは、隼人に関する講演やシン
ポジウムのほか京田辺市の隼人舞や鹿児島神宮の隼人
舞の競演が行われましした。シンポジウムでは、考古
学者や隼人研究者それに民俗学者らとともに、隼人の
竹と文化、機内隼人の歴史、海幸・山幸の神話それに
隼人と竹取物語との関係などの隼人の文化について発
表が行われました。


開 催 日 : 平成16年8月1日(日)
 開催時間 : 午前9時45分〜午後4時15分
 開催場所 : 隼人町農村環境改善センター(隼人町役場近く)
      鹿児島県姶良郡隼人町内山田1丁目14番10号
      入場無料 定員600名 要申込み 
    問合せ先 隼人町立隼人塚史跡館0995(43)7110

サミット出演者
 特別講演  10時15分〜
  森 浩一 考古学者・同志社大学名誉教授

シンポジウム13時30分〜
 進 行 役  原口 泉 鹿児島大学法文学部教授
 指導助言 井上満郎 京都産業大学教授
 パネラー 下野敏見 民俗学者 元鹿児島大学教授 
      小泉芳孝 京田辺市郷土史会理事
      角田博文 奈良県五條市阿田郷土史探求会幹事長
      藤浪三千尋 隼人町教育委員会





《開催スケジュール》
  ビデオ観賞「南の疾風・隼人」ダイジェスト
  特別講演
   森 浩一「隼人と日本文化」

  隼人舞T 鹿児島せばる 休息
  隼人舞U京田辺市

  

《参加者略歴》
  ☆ 森 浩一 同志社大学名誉教授
     1928年大阪市生れ 同志社大学文学部卒業。
     専攻:日本考古学 日本文化史学
     著書:『交錯の日本史』(朝日新聞
        『日本神話の考古学』他多数

  シンポジウム
  隼人舞V 鹿児島神宮
 


シンポジウム 13時30分〜15時50分
  
テーマT「日本神話の中の隼人」海幸・山幸などの神話、隼人と竹
  テーマU「機内に移住した隼人」京田辺・阿田への移住、竹取物語
  隼人舞V 鹿児島神宮 15時50分〜 

《参加者略歴》
  ☆ 原口 泉 鹿児島大学法文学部教授 
     著書:『鹿児島歴史散歩』他 
  ☆ 井上 満郎  京都産業大学教授
     京都大学卒業 大隅隼人の移住先に在住
     専攻:日本史 考古学(日本古代史研究)
     著書:『古代・中世の政治文化』『平安京』他多数
  ☆ 下野 敏見  元鹿児島大学教授
     鹿児島県知覧町出身 鹿児島大学文理学部卒 
     62年、第一回柳田国男賞。90年「東シナ海文化圏の民族」で南日本出版文化賞。
     著書:『隼人の国の民族史T・U』『南九州の伝統文化T・U』他多数
  ☆ 小泉 芳孝 京田辺市郷土史会理事
     1947年京都府生れ 近畿大学法学部卒業・佛教大学文学部卒業
     職歴:京都放送勤務
     専攻:日本民俗学・郷土史・京都民俗学談話会会員 京都地名研究会常任理事
     著書:『稲作民族の源流 日本・インドネシア』
     投稿:『竹取物語』かぐや姫の里京田辺市
  ☆ 角田 博文 奈良県五條市阿田郷土史探求会幹事長
  ☆ 藤浪 三千尋 鹿児島県隼人町教育委員会








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