「かぐや姫の里を考える会」ホームページ
    
『竹取物語』”かぐや姫の里”京田辺
    開始:平成15年7月開設
                            

世界各地の「竹製の民族楽器」
その音や構造など、思いもよらないような発想に満ちており興味が尽きません。
 「アンクルン」    京田辺市の中口ひとみさん所蔵
 インドネシアの竹製の民族楽器「アンクルン」は、インドネシア・ジャワ島の西ジャワより広まったと言われている。元はスンダ発祥
だったようで、いまは学童演奏にも用いられるが本来、調律も演奏も複雑でよそ者には手が出せなかったようです。
 ハンドベルのように一人が1個づつ持って、ゆすってカラカラと音を出す仕組みで、ピアノの鍵盤のように3オクターブくらいの音を出すことが出来ます。

 音は、竹の長さや太さによって異なり一つのアンクルンは一つの音しか出すことが出来ません。
この楽器は、竹筒の片方を削って枠につり、下の竹筒に当てて音を出す仕組みで、左手で枠の左側の上の方を持って、右手で下の竹筒の右端を持って横に振ると、竹独特の音がでます。
一人一音、竹でできた筒のようなものを持ち集団で音階を形成します。 しかし、ハンドベルのように優雅に演奏するのではなく、 細かくで左右にゆするとリズムのある演奏ができます。
 ここに展示しているように、木の枠に左側から音階ごとにつり下げると一人で演奏することも出来ます。バリ島では火葬の儀式で葬送曲を奏でられます。
 
      
民族楽器「アンクルン」

 インドネシアの竹製の民族楽器「アンクルン」は、インドネシア・ジャワ島の西ジャワより広まったと言われている。ハンドベルのように一人が1個づつ持って、ゆすってカラカラと音を出す仕組みで、ピアノの鍵盤のように3オクターブくらいの音を出すことが出来ます。
 音は、竹の長さや太さによって異なり一つのアンクルンは一つの音しか出すことが出来ません。
この楽器は、竹筒の片方を削って枠につり、下の竹筒に当てて音を出す仕組みで、左手で枠の左側の上の方を持って、右手で下の竹筒の右端を持って横に振ると、竹独特の音がでます。
一人一音、竹でできた筒のようなものを持ち集団で音階を形成します。しかし、ハンドベルのように優雅に演奏するのではなく、 細かくで左右にゆするとリズムのある演奏ができます。
 ここに展示しているように、木の枠に左側から音階ごとにつり下げると一人で演奏することも出来ます。バリ島では火葬の儀式で葬送曲を奏でられます。

 
    
アンクルンの音に魅せられた家族

 京田辺市に住む中口ひとみさんは、このアンクルンに魅せられ現在幼稚園児から老人までの方たちに演奏指導をしたり、国際交流会館などでの国際交流もしておられます。また、地元の田辺小学校の国際交流に役立ててもらおうと民族楽器「アンクルン」を寄贈し、音楽部員の演奏指導にあたられています。
 現在、京田辺市内には、この「アンクルン」を用いて演奏活動をしているグループは、「ジャランジャラン」と「チャンプル」それに園児をかかえている「母親グループ」の三つがあります。これらのグループは、京田辺市内の公民館や住民センタで演奏会などを行っています。

angklung[舞][楽] 
 (1)竹の楽器アンクルン

   ひとつの楽器で一音ずつを担当し、合奏する、竹の楽器。竹を組み、編んでつくられた枠に、オク  ターブ違いにチュ   ーニングされた竹2本がゆるやかに固定されている。これをコトコトとゆすると、コ  ロコロコロとかわいい音が響きわたる。

 (2)ガムラン・アンクルン
   ガムラン・アンサンブルの種類のひとつ。葬儀のときなどに奏される。比較的小さな編成で、楽器  の数は数台から十数台程度のことが多い。独特の響きは一度聴くと耳から離れない。音階はスレンドロ。
 

     
    国際交流のつどい(田辺小学校)        「アンクルン」演奏(国際交流会館)


「老人のつどい」での演奏会(健康村公民館)

「チャルン」ベトナムの竹琴(竹の木琴)「チャルン」は、日本の竹と違い、厚さが薄く均一なので、先をゴムで巻いたばちで叩くと澄んで良く響く音がします。裏側から見ると中央に穴を開けてあります。また、台は折りたたみ式になっていてコンパクトになります。音程は単純に長さだけで決まるものではなく、いろんな要素があり、竹楽器はどれもそうですが、乾燥することによっても音程が変わったりします。  2001.11.3 京田辺市郷土史会
                                      
     
「チャルン」と「たて笛」


アンクルンとインドネシア ミニミニ展  
  場所:京都府京田辺市 京田辺市中央図書館ギャラリー「かんなび」
                 京田辺市中央図書館2階集合室(講演時のみ使用)
            JR学研都市線(片町線)京田辺駅から東へ徒歩1分
            近鉄京都線 新田辺駅から東へ徒歩8分
  日時:2002年7月16日(火)13時〜18時
             17日(水)〜19日(金)10時〜18時
             21日(日)10時〜16時
  参加費:無料
  主 催: YUYU代表 中口ひとみ

内容
  1.アンクルンとインドネシアの工芸品や日常用品、また、天女のお話しとかぐや姫に似た民話などを紹介。
  2. 7月21日(日)午後1時〜
       講演「第二のふるさと」もある。
       講師:スゲン・サントス先生(インドネシア・ボゴール農家大学)

かぐや姫サミット 開催地訪問 −ひとり旅のリポート−

日時: 平成17年12月6日(火)〜11日(日)
     AM10:00〜PM6:00  (5日はPM1:00から、10日はPM5:00まで、11日はPM4:00まで)
場所: 京田辺市立中央図書館 ギャラリー「かんなび」
    京都府京田辺市田辺辻40番地

内容: 文化と産業が融合した文化の香り高いまちをひざす七市長の「産業」「遺跡」「文化施設」などを紹介。
主催: 中口ひとみ (京田辺市郷土史会 かぐや姫の里を守る会会員)
訪問地 第一回 平成7年 奈良県広陵町
     第二回 平成8年 岡山県真備市
     第三回 平成9年 京都府向日市
     第四回 平成10年 鹿児島県宮之城町
     第五回 平成11年 静岡県富士市
     第六回 平成12年 香川県長尾町
     第七回 平成13年 広島県竹原市
上記の市町村は、「産業」「遺跡」「文化施設」交流の為のサミットであって、
竹取物語やかぐや姫との関係については、街作りに利用しているだけであった。
それらを研究したり地名起源説などについては、特に主張しておられませんでした。



隼人サミット「古代隼人文化を語る」
                                    鹿児島県隼人町
目的
 隼人町一帯は古代日向国の大隅、阿多の中央に位置し、曽の国と呼ばれていました。
 この地域は一宮正八幡宮である鹿児島神宮を持ち、海幸・山幸伝説など神武東征に係る伝説が数多く存在します。鹿児島神宮には、山幸が龍宮から持ち帰ったとされる、潮満玉と潮引き玉が保管されていると言われています。また、天皇の即位の礼に舞われるとされる隼人舞も千年もの時代を経た現在でも受け継がれていると言われます。
 この隼人舞が庶民化し、祭事などで舞われ、せばる隼人舞・京田辺市の隼人舞、さらに猿楽・能楽へと進化したものと言われています。これらの事が物語る古代隼人の文化とは、古代日本の形成に大きく影響した事が伺えます。
 今回の隼人サミットでは、隼人に関する講演やシンポジウムのほか京田辺市の隼人舞や鹿児島神宮の隼人舞の競演を予定しています。シンポジウムでは、考古学者や隼人研究者それに民俗学者らとともに、隼人の竹と文化、機内隼人の歴史、海幸・山幸の神話それに隼人と竹取物語との関係などの隼人の文化を掘り起こすことになっています。

  開 催 日 : 平成16年8月1日(日)
  開催時間 : 午前9時45分〜午後4時15分
  開催場所 : 隼人町農村環境改善センター(隼人町役場近く)
        鹿児島県姶良郡隼人町内山田1丁目14番10号
       入場無料 定員600名 要申込み 
        問合せ先 隼人町立隼人塚史跡館 0995(43)7110

サミット出演者
 特別講演  10時15分〜
  森 浩一 考古学者・同志社大学名誉教授

シンポジウム13時30分〜
 進 行 役  原口 泉 鹿児島大学法文学部教授
 指導助言 井上満郎 京都産業大学教授
 パネラー 下野敏見 民俗学者 元鹿児島大学教授 
      小泉芳孝 京田辺市郷土史会理事
      角田博文 奈良県五條市阿田郷土史探求会幹事長
      藤浪三千尋 隼人町教育委員会

《開催スケジュール》
  ビデオ観賞「南の疾風・隼人」ダイジェスト 
  特別講演 森 浩一「隼人と日本文化」
  隼人舞T 鹿児島せばる 休息 隼人舞U京田辺市
  シンポジウム 13時30分〜15時50分
  テーマT「日本神話の中の隼人」海幸・山幸などの神話、隼人と竹
  テーマU「機内に移住した隼人」京田辺・阿田への移住、竹取物語
  隼人舞V 鹿児島神宮 15時50分〜 

《参加者略歴》
  ☆ 森 浩一 同志社大学名誉教授
     1928年大阪市生れ 同志社大学文学部卒業。
     専攻:日本考古学 日本文化史学
     著書:『交錯の日本史』(朝日新聞)『日本神話の考古学』他多数
  ☆ 原口 泉 鹿児島大学法文学部教授 
     著書:『鹿児島歴史散歩』他 
  ☆ 井上 満郎  京都産業大学教授
     京都大学卒業 大隅隼人の移住先に在住
     専攻:日本史 考古学(日本古代史研究)
     著書:『古代・中世の政治文化』『平安京』他多数
  ☆ 下野 敏見  元鹿児島大学教授
     鹿児島県知覧町出身 鹿児島大学文理学部卒 
     62年、第一回柳田国男賞。90年「東シナ海文化圏の民族」で南日本出版文化賞。
     著書:『隼人の国の民族史T・U』『南九州の伝統文化T・U』他多数
  ☆ 小泉 芳孝 京田辺市郷土史会理事
     1947年京都府生れ 近畿大学法学部卒業・佛教大学文学部卒業
     職歴:京都放送勤務
     専攻:日本民俗学・郷土史・京都民俗学談話会会員 京都地名研究会常任理事
     著書:『稲作民族の源流 日本・インドネシア』
     投稿:『竹取物語』かぐや姫の里京田辺市
  ☆ 角田 博文 奈良県五條市阿田郷土史探求会幹事長
  ☆ 藤浪 三千尋 鹿児島県隼人町教育委員会


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竹取翁博物館場所:〒610-0313京都府京田辺市三山木直田10 
     代表者小泉芳孝
  JR片町線「JR三山木駅」東へ徒歩3分  近鉄京都線「三山木駅」東へ徒歩2分
  
TEL・FAX 0774-62-2522 携帯 090−6961−9391
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