「かぐや姫の里を考える会」ホームページ (京田辺市郷土史会) 開始:平成15年7月開設
   『竹取物語』”かぐや姫の里”京田辺                                      


シンポジウム
 
『竹取物語』〃かぐや姫の里〃京田辺開催!
                                    京田辺市郷土史会  

 京田辺市は、奈良・京都・大阪の中間に位置し、古くから文化が栄えた所である。既に京田辺市郷土史会編の『筒城』で発表されているように、最近、京田辺が「かぐや姫」伝承地であり『竹取物語』発祥地であると考えられるようになってきました。郷土史会は、物語などを研究されている学者の先生らにお招きして「竹取物語シンポジウム」を開催しました。

開催日時 2001年9月22日(土)

  
午後1時〜4時(開場12時半)
場所 京田辺市中央公民館 大ホール 定員300人
   資料代300円(当日会場受付で徴収)
   京田辺市田辺丸山214    0774-62-2552
    (京田辺市役所 南側) (車は市役所北側の体育館駐車場を)


パネラー岐阜経済大学教授  梅山秀幸氏(専門分野:日本文化)
    
 竹資源活用フォーラム会長  内村悦三氏(専門分野:農林)
 シンポ司会  京田辺市郷土史会理事  小泉芳孝氏
(専門分野:民俗・郷土史)

  主催 京田辺市郷土史会
  後援 京田辺市教育委員会 京都新聞社 竹資源活用フォーラム
  一般広報  『広報京田辺』  市広報掲示板 新聞各社   KBS京都
           
          
◎詳細については
  〒610-0331 京都府京田辺市田辺80番地 京田辺市教育委員会社会教育課
 「かぐや姫シンポ」係
  京田辺市郷土史会  (0774-62-9550)  まで。

<配布資料の内容>
(当日配布の資料) シンポの趣旨や概要  パネラーの紹介と研究分野 主な論文・書籍紹介小冊子のタイトル『竹取物語』〃かぐや姫の里〃京田辺  (目次・表紙・イラスト画:玉井芳泉氏)

<シンポの進行について>
13時〜 総合司会 西川副会長
        藤本会長のあいさつ
13時3分〜 シンポ司会から経過とパネラーの紹介
13時8分〜 各専門分野からのパネラー報告 (1名10分程度)
13時45分〜パネルディスカッション
(ポイント) 京田辺が”かぐや姫の里”なのかの位置付け
       竹取の翁 古本「さかきのみやつこ」
         その後「さるきのみやつこ」との関係
         翁の家である「山もと」と「山本駅」
         地元の古図「大筒木佐賀冠者旧館地」
             「延喜式内社佐牙神社」の長老(太夫)
  『古事記』「かぐや姫」と『旧記 普賢寺之遺跡』の「大筒木垂根王」との関係
        「かぐや姫」誕生の竹は、どの竹か
        竹の成長と”かぐや姫”(光り輝く・火の神)
14時30分〜  休憩 (会場から「質問用紙」を回収する)
14時37分〜 会場の「質問」も取り入れて続行
        チベットの『斑竹姑娘』と日本の『竹取物語』
        大住隼人と月読神・ 甘南備山 日本及び世界各地「天女伝説」との関係
        5人の求婚者と「壬申の乱」  大友皇子を祀る山崎神社
        説話・民話・万葉集の竹取翁 天皇とかぐや姫の「歌垣」(古代の恋愛)
        竹資源の活用と保存(竹炭・竹酢液・食用・防災)
竹の不思議(イネ科・神聖空間・呪具)神降ろし・神の依り代・左義長・お水取り・籠
       会場の「質問」が多くて取り上げられないときは、その後の冊子製作で取り上げる。
15時50分〜 パネラーから言い残した物や、今後の取り組み等の意見を述べて頂く。
15時56分〜 司会進行 まとめ  総合司会 お礼 文化祭の展示 会員募集など
16時 閉会
             京田辺市郷土史会文化部会


この「ホームページ」の挿絵は、京田辺市薪の手書き染色作家 玉井芳泉さんの作品です。


シンポジウム
 
『竹取物語』 〃かぐや姫の里〃京田辺開催!
マスコミ各社の新聞報道から



     
『朝日新聞』の記事 2001年9月6日




 
    『洛南タイムス』の記事 2001年8月22日




  『読売新聞』の記事 2001年9月1日

   『京都新聞』の記事 2001年9月17日


京田辺市郷土史会 機関誌「筒城」
    1. 第36輯 「山背国綴喜郡山本駅と古代駅制について」平成3年3月発行
               山本駅と竹取物語について   小泉芳孝
    2. 第38輯「出垣内村のこと-大筒木旧館跡-」平成5年3月発行
               竹取の翁と大筒木旧館跡について  水山春男
    3.. 第45輯「竹取物語を考える」平成12年3月発行
               地元資料や文献から「かぐや姫」京田辺を推定 水山春男



その他活動報告

郷土史会 機関誌『筒城』から
 1. 第36輯 「山背国綴喜郡山本駅と古代駅制について」平成3年3月 山本駅と竹取物語について小泉芳孝
 2. 第38輯「出垣内村のこと-大筒木旧館跡-」平成5年3月 竹取の翁と大筒木旧館跡について 水山春男
 3. 第45輯「竹取物語を考える」平成12年3月 地元資料や文献から「かぐや姫」京田辺を推定 水山春雄
 4. 第45輯「山本村の鶴澤ノ池」平成12年3月 地元資料や文献から「かぐや姫」京田辺を推定 小泉芳孝 
『稲作民俗の源流-日本・インドネシア-』小泉芳孝著(文理閣)第4章.古代駅制・山本駅と『竹取物語』平成12年2月20日発行    
『京都新聞』記事 『かぐや姫の里』 平成12年10月15日朝刊「山城版」

    森浩一さんは、「京田辺市は自身を持って『かぐや姫の里』と言っても何ら学問的に不思議はない」
35回京田辺市民文化祭で『竹取物語』“かぐや姫の里”京田辺と題して展示。
     平成12年11月3日4日京田辺市主催。
  「展示コーナー」、田辺の竹を利用した“かぐや姫誕生シーン”、かぐや姫の絵画、

京田辺市内の“物語ゆかり”の場所説明図(地図・写真など)、

日本全国の「かぐや姫シンポジウム」活動している自治体の紹介、

市民向けの簡単な冊子配布や参考書籍、会員による展示説明も行った。

展示、本久和枝氏制作の人形(かぐや姫)・大内理恵氏の絵画等。

『京都新聞』記事 「かぐや姫の里」郷土史会会員が会誌で紹介し、市民文化祭でも発表!平成12年11月13日朝刊「灯火」

京田辺は『竹取物語』熟成した場所 同大名誉教授の森浩一氏「歴史シンポジウム」発表!

京田辺が「かぐや姫」伝承地!『竹取物語』発祥地!

講演会「いま南山城の古代がおもしろい」で同大誉教授森浩一氏、

京田辺は「自信を持って“かぐや姫の里”と言っても何ら学問的に不思議はない」と発言。
36回京田辺市民文化祭成果発表 平成13年11月3日(土)〜4日(日) 展示
    『竹取物語』絵巻物の展示 京田辺市薪の手書き染色作家 玉井芳泉さんの作品
                      (絵巻物提供者:「京鹿ノ子絞館」吉岡健治氏)
    会員らの竹に関する珍品を展示。

   『竹取物語』”かぐや姫の里”京田辺の活動経過実績 
   
今までの京田辺市郷土史会などの取り組み

京田辺
      竹の道具 茶・花道具 「茶せん・茶杓・花器・蓋置き・結界・など」  
      その他会員から竹の楽器 中口ひとみさん
          インドネシアの竹の楽器「アンクルン」1.8mX1.7m
             ベトナムの(竹の木琴)チャルン、ペルー・メキシコ・チリの楽器 
     竹工芸 岩本俊彦さん 作品名「かぐや姫の誕生」 畳一畳の大きさ
     ミュージカル「竹取物語」上演 京田辺市中央公民館大ホール

マスメディアなど・・・
KBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほっかラジオ」日産フラッシュジャーナル
      に
2001年9月14日AM11時30分頃
  京田辺市郷土史会理事  小泉芳孝氏が出演! (AM7時25分頃10分間)
 《内容》京田辺が「かぐや姫」伝承地であり『竹取物語』発祥地であること
      紹介、シンポ開催日パネラーの紹介など。
KBS京都TV 「田淵岩夫の特ダネ!」(2001年9月17日AM7時25分頃10分間)
   《内容》『竹取物語』「かぐや姫」発祥地のシンポ開催日とパネラー紹介、
      申し込み問合せ先など紹介。
「竹取物語シンポジウム」『竹取物語』かぐや姫の里は、やはり”京田辺”
        だった!
平成13年9月22日開催!
 パネリスト 岐阜経済大学の梅山秀幸教授(専門:日本文化)
        竹資源活用フォーラムの内村悦三会長(専門:農林)
      シンポ司会  京田辺市郷土史会理事 小泉芳孝氏(専門分野:民俗・郷土史)
      主催 京田辺市郷土史会
      後援 京田辺市教育委員会 京都新聞社竹資源活用フォーラム
  一般広報  『広報京田辺』  市広報掲示板 新聞各社  KBS京都
 【新聞記事】

『京都新聞』9月23日 『読売新聞』9月23日 『広報 きようたなべ』10月15日 『洛南タイムス』9月23日
  NHKニュース「かぐや姫 (9月22日放送)
 
『竹取物語』の舞台は、一般的に言われている奈良県広陵町ではなく、
      京都府南部の京田辺市ではないか」説を考えるシンポジウム京田辺市で開催!
 『竹取物語』発祥の地は "京田辺"小冊子の発行 京田辺市郷土史会 
       文化部会(イラスト画:染色作家 玉井芳泉
『京都新聞』『朝日新聞』記事  左をクリックして下さい!
『京都新聞』”京田辺はかぐや姫の里”京田辺市郷土史会が『竹取物語冊子』発行」 
 
『京都新聞』
”かぐや姫の里” 郷土史会がシンポ
NHKテレビ3月13日PM6時「ニュースパーク関西」でもかぐや姫の里”京田辺と放映!
       NHKニュース「かぐや姫」
人形劇(ペープサート)『竹取物語』上演『竹取物語』の台本作成、
      劇に使う絵を手作りして発表。
   上演10月3日 4日
 脚本・制作・出演・・人形劇団「ぷくぷく」、朗読の会「萌え」
京田辺は、かぐや姫の里!絵巻物 竹取物語」京鹿の子染色絞絵本展、京田辺市で開催!
  日本最古の物語を日本最古の染色「絞」で表現 玉井芳泉氏
    平成14年5月 7日〜5月12日10時〜16 時 
    場所:京都府京田辺市立中央図書館ギャラリー「かんなび」

富士市の中学生が修学旅行で『竹取物語』発祥地の京田辺市を訪問
     郷土史会の水山氏が説明。H14.5
アンクルンとインドネシア ミニミニ展

天女のお話しとかぐや姫に似た民話などを紹介。京田辺市中央図書館ギャラリー「かんなび」
  7月21日午後1時〜講演「第二のふるさと」。講師:スゲン・サントス先生
      (インドネシア・ボゴール農家大学)
『竹取物語』”かぐや姫の里”を京都信用金庫三山木支店 ロビーで展示
        
平成14年4月11日(木)〜
竹取物語のスタンプ押して  京田辺、郷土史会が作成 Kyoto Shimbun 2002.11.28 News
『地名探求』創刊号 研究ノート『竹取物語』"かぐや姫の里"京田辺
         小泉芳孝 京都地名研究会発行

 内容:                                          2003.3.31.発行
 1.『竹取物語』の発祥地について 2.「竹取の翁」の家は、「山本」の近く 
 3.『竹取物語』の「かぐや姫」と『古事記』の「迦具夜比売命」 4.「かぐや姫」は「光り輝く」「火の神」
 5.『竹取物語』の五人の求婚者は実在人物 6.「大住隼人」の天孫降臨神話 7.「不死の山」は「甘南備山」
 8.『竹取物語』の舞台は京田辺
竹原市のかぐや姫文庫山口真一館長が京田辺市へ訪れ、竹取物語ゆかりの地を見学2003.5.24
『筒城48輯』から 2003.3.30
  
『竹取物語』”かぐや姫の里京田辺 インドネシアの民話、中国『後漢書』、『斑竹姑娘』から 小泉芳孝 
  
継体天皇の「筒木」は、竹から生まれた「かぐや姫」の生誕地 語源研究会 石田天佑 
  かぐや姫コンテストとサミットの開催を 京田辺市 市会議員 羽原 豊  

講演会甦った大筒木(綴喜)「王女かぐや姫−」開催!
      平成15年5月25日午後2時30分
         〜市社会福祉センター 
    
演題 『山代の古代史と民族(的)文化 −甦った大筒木(綴喜)
       「王女かぐや姫」ー』
    講師 元京都府立大学長 門脇禎二氏
 
      主催 京田辺市郷土史会 京田辺市社会教育課内

  『竹取物語』の研究者 神奈川県の大学院生 川勝さんが講演会に
        来訪され郷土史会員と交流。
そよかぜ幼稚園のPTAが『竹取物語』劇する為、郷土史会長に問合せあり。
       資料を渡す。H15.6

「かぐや姫の里を考える会」の発起人会を開き目的と活動方針を検討。
        京田辺市郷土史会 市中央
公民館2F会議室 H15.7.19
ハウジングマガジン雑誌『ぴゅあはうす』に取り上げられる・・・2003年8月1日発行
  特集「不思議のクニ」京田辺市 隼人の民がルーツ!?かぐや姫の里 
       
ぴゅあはうす編集室 東方
     出版(株)
 平成15年8月号。
  記事内容:かぐや姫と竹取の翁は実在の人物。古事記、開化天皇の孫「大筒木垂根王」
  とその娘「迦具夜比売命」。
  要衝「山本駅」の存在が焦点に。竹取の翁は「山もと」の「山本村」周辺が発祥の地。「竹取物語」の原型は隼人の民の伝承?。
  考古学者の森浩一氏は、この地に竹の文化を持ち込んだ隼人達の伝承が原型となって、後に一つの文学に集約されたのではないかとしている。
カラー写真入りで8ページに渡り紹介された。綺麗なカラー写真と解かりやすい記事です。きっと出かけて見たくなる記事です。京田辺市にある一休寺の紹介もされています。
「かぐや姫と竹フエスタ」イベントで「かぐや姫の里を考える会」が協力参加。
      主催:市商工会
「ファイトクラブ三山木」 2003.10.18

  「もののけ姫」調のバンド演奏による「かぐや姫の里・京田辺」の歌が完成し会場で初披露した
      京田辺市郷土史会「かぐや姫の里を考える会」。

京新聞記記事 「変わる観光 一休さん頼み限界」記事内容:京田辺は「竹取物語」の舞台と
   いう伝承があり、郷土史会が今年、「かぐや姫の里を考える会」を設立した。
  かぐや姫伝説を生かしたセミナーやウオ
キングなど実施する予定だ。
  一休に並ぶ観光ブランドとして魅力があるが、定着するかは未知数だ。・・・
学研都市の"わ"Wa. 2004.May VOl.22 編集:都市公団 関西支社 平成16年5月記事から。
   京阪奈歴史散歩 竹林と古文書が伝える・京田辺。「かぐや姫の里」京田辺
     取り上げられる。
 記事内容:古事記には、開化天皇の孫「大筒木垂根王」とその娘 「迦具夜比売命」の名が記されていたり、竹取の翁は「山もと」とあり、また竹取の翁は最初「さかきの造」と呼ばれていたなどから、京都府京田辺市三山木の通称名「山本村」周辺が発祥の地であるとしている。

隼人サミット「古代隼人文化を語る」
   平成16年8月1日(日) 午前9時45分〜午後4時15分
      隼人町農村環境改善センター鹿児島県隼人町
 隼人サミットでは、隼人に関する講演やシンポジウムのほか京田辺市の隼人舞や鹿児島神宮の隼人舞を披露。竹と文化、機内隼人の歴史、海幸・山幸の神話それに隼人と竹取物語との関係などの隼人の文化を掘り  起こされた。中央に位置し、曽の国と呼ばれていました。
読売新聞「古事記と山城 深い関係」かぐや姫の里 (学研都市支局長 中野真一) 2004.8.23記事「京都総局から」
 記事内容:夏休みに口語訳の『古事記』を読み、京田辺市大住の月読神社「隼人舞」が九州の大隅半島から移住したとされる。市郷土史会の小泉芳孝さんは、この山城を「かぐや姫の里」と言い、垂仁天皇のきさきカグヤヒメの父オホツツキタリネは綴喜に、月読神社は月に通じるとのみかた。昨年この話を聞いた商店街と同志社大生がかぐや姫コンテストを企画。人気を呼ぶ。
「京田辺のかぐや姫伝説」講演 京田辺市商工会工業部会「キララ会」
      主催 2004.9.7
 講師:市郷土史会 小泉芳孝
 商工会が地域の活性化と商品開発に向けた取組の一環として「かぐや姫の里と京田辺」
解説。

富士市の親子が「夏休みの課題」で『竹取物語』発祥地の京田辺市を訪問 2005年7月 

  京田辺市郷土史会の藤本富雄会長が詳細説明し資料を手渡した。
『筒城』創立五十周年記念誌   (平成17年7月発行)  

   1.「キトラ・高松塚古墳」被葬者の貴公子説について・・・会員 太田文代 。
      古墳の被葬者は、かぐや姫の貴公子モデルか「キトラ古墳」阿部御主人と「高松塚古墳」石上麻呂。
   2.「"かぐや姫の里"と京田辺市について」・・・・・理事 小泉芳孝
      あゆみ、 視野の広がりと今後の展望。
雑誌『エプタ』Vol.23  エプタ編集室発行。会長宅へ取材  2005年9月号。

  「日本昔話の世界」1.浦島太郎(京都伊根町・浦島神社)、2.桃太郎(岡山・吉備津神社)
          3.かぐや姫発祥の地
 日本民俗学・郷土史研究家 小泉芳孝

京田辺市郷土史会 会長  藤本富雄

  内容:京田辺の地名が「竹取物語」の多くと一。翁の家のある「山本」は古代の駅だった。
     古事記、日本書紀にかぐや姫のモデルが。「竹取物語」の作者はだれか?

かぐや姫サミット 開催地訪問 −ひとり旅のリポート− 2006年度活動
  日時: 2005年(平成17年)12月6日(火)〜11日(日)  AM10:00〜PM6:00  
      (5日はPM1:00から、10日はPM5:00まで、11日はPM4:00まで)
  場所: 京田辺市立中央図書館 ギャラリー「かんなび」
      京都府京田辺市田辺辻40番地
  内容: 文化と産業が融合した文化の香り高いまちをひざす
     七市長の「かぐや姫」「産業」「遺跡」「文化施設」などを紹介。
  主催: 中口ひとみ (京田辺市郷土史会 かぐや姫の里を守る会会員)
  訪問地 第一回 平成7年 奈良県広陵町   第二回 平成8年 岡山県真備市
     第三回 平成9年 京都府向日市     第四回 平成10年 鹿児島県宮之城町
     第五回 平成11年 静岡県富士市    第六回 平成12年 香川県長尾町
     第七回 平成13年 広島県竹原市
京田辺市郷土史会 機関誌『筒城』第51輯2006年(平成18年)3月発行
   『竹取物語』の求婚難題説話と先住民族「隼人」 小泉芳孝
      1.かぐや姫の難題「燕の子安貝」 2.先住民族「隼人」の天孫降臨神話
  『竹取物語』"かぐや姫の里" 「京田辺」 京田辺市郷土史会 文化部会
     「竹取物語の舞台が京田辺市」に賛同頂いている先生の紹介
     吉田金彦、森浩一、門脇禎二、本田義憲、井上満郎、塚口義信、中西進、曽根誠一、
      矢代新一、井上仁一他の先生方。その他の新聞記者など。
  「かぐや姫伝承と磐の姫について」 有地淑羽   
紙人形劇と語りで綴る「竹取物語」の上演活動。2006年
     (京田辺市在住の人形劇団「ぷくぷく」朗読の会「萌え」) 
   「竹取物語の里 "京田辺"」での2006年公演
     2/21 京田辺市立桃園小学校/6年生授業
     6/6  京田辺市中央図書館/京都子供文庫連絡会南部研究会
     12/3 京田辺市福祉センター/児童青少年演劇まつり?やましろのくに
     12/18 京田辺市立薪小学校/6年生授業
  他に12/2.3開催の「児童青少年演劇祭り?やましろのくに」
   今年のテーマ「きずの竹」で企画しています。
    出演作品/ミュージカル「竹取物語」、紙人形劇 と語りで綴る「竹取物語」
    展示作品/人形劇「かぐやひめ」(八幡)
『毎日新聞』の記事で京田辺市郷土史会の会報『筒城』を紹介された。
  竹取物語地元説を特集で
かぐや姫は「京田辺生まれ」の記事
  かぐや姫の里"京田辺"も全国区になった…。2006年(平成18年)5月23日記事
少年写真新聞「図書館教育ニュース」No.1114 2007年(平成19年)5/18号
 ミステリアスナ竹取物語として
「京都府京田辺市説」が富士市説と広陵町説とともに掲載される
『毎日新聞』2007年6月9日記事
 「竹取物語」京田辺発祥説 
全国一万部発行の「図書館教育ニュース」学校壁新聞に掲載 「古事記に名前 信憑性ありと判断」


その他のマスメディア
NHKニュース「かぐや姫」 (平成13年9月22日放送)
「かぐや姫を主人公とした『竹取物語』の舞台は、一般的に言われている奈良県広陵町ではなく、京都府南部の
京田辺市ではないか」という説を考えるシンポジウムが、京田辺市で開かれました。

KBS京都ラジオ 「笑福亭晃瓶のほっかほっかラジオ」の日産フラッシュジャーナルに
                   (2001年9月14日AM11時30分頃)
  京田辺市郷土史会理事  小泉芳孝氏が出演! (AM7時25分頃およそ10分間)
  《内容》京田辺が「かぐや姫」伝承地であり『竹取物語』発祥地であることの紹介と、シンポの開催日
  それにパネラーの紹介、申し込み問い合わせ先など。
KBS京都TV 「田淵岩夫の特ダネ!」催し物紹介コーナーで

              (2001年9月17日AM7時25分頃およそ10分間)
  《内容》『竹取物語』「かぐや姫」発祥地のシンポ開催日とパネラーの紹介、申し込み問い合わせ先などを
  スタジオに掲げたポスターで紹介。



 2001年2月下旬に、「稲作民俗の源流―日本・インドネシアー」として出版。

題名『稲作民俗の源流―日本・インドネシアー』 
    初版発行 2001年2月20日
    発行所 文理閣 図書出版     
    定価  5000円+税
       上記本の写真と内容 詳細は左をクリック!


お読みになった方からメールをいただきました。
   「稲作民俗の源流―日本・インドネシアー」を読んでお礼のメールをいただきました。 2005年8月5日 21:36
ディスカバリーチャンネルなどででリポートされている方から
  とても中身が濃く、何度もまだまだ読み込める可能性を秘めた素晴らしい御本です! 
  御本の中にもありました「先祖と一体になる」という言葉!素晴らしい表現ですね。
  これは「感謝」の枠を超えた人生観であり、宇宙観であり、哲学だと感じました。


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『郵便振込』 講座番号 00920-7-40389
       加入社名 小泉芳孝
       通信欄  稲作民俗の源流〜日本・インドネシア〜

 なお発送は、上記が当方に到着しだい発送させて頂きます。  

千年の都、京都。ここを起点として近畿から国の内外に
  国の内外に及び、地名を広く
細かく蒐集し、比較調査して、 地名を学ぶ会です。・・
「地名は大地に刻まれた歴史」 谷川 健一    (宮城県地名研究会HPから)


シンポジウム「秘められた南山城の地名を探る」を開催      京都地名研究会

古代天皇である継体天皇や地域に伝説が残っている神功皇后などについて日本の
第一人者である
堺女子短期大学の塚口義信学長や、この地域を研究している京都地名
研究会員をパネリストとして専門の分野から報告して頂きました。今回のシンポジウムは、
伝承だけではなく地域に実在していた物で歴史教科書をなどを書き変えなくてはならない
のではないかと思われる内容でした。

開催日: 平成15年10月19日(日)  時 間: 午前10時〜16時30分 

場 所: 京田辺市立中部住民センター  メインホール(収容人員200人以上)

    〒610−0311京都府京田辺市草内美泥22−2 0774−64−8810

来聴歓迎(事前申し込み不用)、小冊子資料代:会員無料、非会員500円(当日徴収)

 パネリスト:塚口義信 吉田金彦 小泉芳孝 石田天佑斎藤幸雄 
  シンポジウム司会 古川 章

内容

1.神功皇后伝説は、伝説でなく山城を本拠地にして居住していた。

2.仁徳天皇「奴理能美の家と皇后磐之媛」は、日本最初の養蚕技術を持ち込んだところ。

3.継体天皇「筒城宮」は、息長氏(渡来人)の南山城と深い関係があり筒木に来た。

  4.『竹取物語』のかぐや姫は、筒木を舞台にして書きあげられた。
  5.山代の渡来人に関する地名について(酒・絹織物・鉄・発酵食品)がある。

6.山背(やましろ)は、平城京の背だけであったが、難波京からの背でもある。

主催:京都地名研究会

共催:京田辺市郷土史会 京田辺市社会教育課内 0774-62-9550 

後援:京田辺市教育委員会、葛椏s新聞社、京田辺市観光協会、かぐや姫の里を考える会、

協賛:関西元気文化圏参加事業 (「関西から文化力 POWER OF CULTURE」ロゴマーク使用)

問合せ先

○京都地名研究会 代表理事
600-8429 京都府京都市下京区御供石町360
 日本語語源研究所
気付 吉田金彦

<シンポジウム> メインテーマ「秘められた南山城の地名を探る」 

シンポジウム「秘められた南山城の地名を探る」開催

古代天皇である継体天皇や地域に伝説が残っている神功皇后などについて日本の第一人者である堺女子短期大学の塚口義信学長や、この地域を研究している京都地名研究会員をパネリストとして専門の分野から報告して頂きました。今回のシンポジウムは、伝承だけではなく地域に実在していた物で歴史教科書をなどを書き変えなくてはならないのではないかと思われる内容でした。

 山城は古くから文化の栄えた所です。京都地名研究会では、南山城における『記紀』や『万葉集』などの古代地名や人名について、研究者をお招きして「秘められた南山城の地名を探る」を開催することとなりました。このシンポジウムにより南山城の古代地名を明らかにすることにより先進的な地域であったことがわかるのではないかと考えています。日本語と日本文化の起源を知るには、地名への関心が一つの大きな意味を持っています。文献の記録をもとに、土地の伝承に耳を傾け、南山城の古代地名を明らかにしたい。

開催日: 平成15年10月19日(日)

時 間: 午前10時〜16時30分 

場 所: 京田辺市立中部住民センター  メインホール(収容人員200人以上)

      〒610−0311京都府京田辺市草内美泥22−2 0774−64−8810

<交通アクセス> JR片町線 新田辺駅・近鉄京都線 新田辺駅下車

1.近鉄バスターミナルより 京阪宇治又は奈良交通バス(約8分)「草内口」下車すぐ

             草内行き8:30 9:00 9:30

2.JR新田辺駅より東へ徒歩約18分・近鉄新田辺駅より東へ徒歩約15分 

3.自家用車の方は、国道307号線 山城大橋の東側(駐車場30台)

   ■来聴歓迎(事前申し込み不用)、小冊子資料代:会員無料、非会員500円(当日徴収)

  10:00〜 10:10 総合司会:地名研究会 糸井道浩 (入口でシンポの質問用紙配布)

開会あいさつ:主催 京都地名研究会常任理事

                     共催 京田辺市郷土史会会長

【基調講演】 10時10分〜12時30分 

10:10〜11:20「神功皇后伝説のふる里を探る―南山城の“息長”の地名を手がかりとして―」

           塚口義信 堺女子短期大学 学長 (日本古代史・文化人類学)

11:20〜11:25  休 憩

11:25〜12:05「竹取物語ゆかりの筒木について」

小泉芳孝 京田辺市郷土史会理事 (日本民俗学 郷土史家)

12:05〜12:30 「南山城の神社と伝承について」

石田天祐 日本語語源研究会 潟Mルガメシュ(幻想創作家 相撲史研究家)  

休憩12時30分から13時20分(昼食・シンポの質問用紙回収)

周辺食事出来る所少なく弁当持参して下さい。

【シンポジウム】 13時30分〜16時30分

 テーマ「秘められた南山城の地名を探る」      

冒頭コメント:

「つぎねふ山代と河内との関係」−地名から仁徳・継体の筒城行幸の跡を考える−

吉田金彦 日本語語源研究会代表 姫路独協大学名誉教授

予定パネリスト:塚口義信 吉田金彦 小泉芳孝 石田天佑 斎藤幸雄

シンポジウムの司会  古川 章

シンポジウムの予定項目    途中の休憩でシンポの質問用紙回収

1.神功皇后伝説と“息長”一族それに継体天皇「筒城宮」

2.南山城の古墳(椿井大塚山古墳・佐紀古墳群・飯岡古墳群)

山代の古墳出土鏡と被葬者は? 三角縁神獣鏡 神人車馬画像鏡

3.『古事記』に記す山代の地名・人名・祭神      
かぐや姫(かぐやひめ)大筒(おおつつ)木垂根王(きたりねおう)」「山代(やましろ)()大筒木(おおつつき)真若王(まわかおう)」「山代(やましろ)()()名津比(なつひ)()
山代(やましろの)内臣(うちのおみ)」「山代(やましろの)大国(おおくに)之淵(のふち)」「山代(やましろの)内臣(うち)之祖(のおや)

4.『竹取物語』にちなむ地名「山本」「筒城」「山崎」「甘南備山」「三室戸」など
5.山代の渡来人に関する地名について(酒・絹織物・鉄・発酵食品)
6.仁徳天皇「奴理能美の家と皇后磐之媛(いわのひめ)

7.山代・山背・山城、筒木・筒城・綴喜、山代川・和訶羅(わから)河・輪韓(わから)河・泉川(河)・木津川など質疑・応答 16時15分から16時30分

京都地名研究会事務局 綱本逸雄から連絡事項の報告 

閉会あいさつ:京都地名研究会から

懇親会:17時30分〜 事前申込者のみ

主催:京都地名研究会   

共催:京田辺市郷土史会 京田辺市社会教育課内 0774-62-9550 

後援:京田辺市教育委員会、葛椏s新聞社、京田辺市観光協会、かぐや姫の里を考える会、

協賛:関西元気文化圏参加事業

問合せ先

○京都地名研究会事務局      

○日本語語源研究所
               
600-8429 京都府京都市下京区御供石町360
            当会代表理事 吉田金彦(方)Tell&Fax 075-361-8812
 

○京都地名研究会HP HP担当    広報係 小泉芳孝

【基調講演の内容】


テーマ「神功皇后伝説る里を探る―南山城の“息長(おきなが)”の地名を手がかりとして―」塚口義信

古事記や日本書紀それに風土記などに記されている神功皇后伝説や息長氏、あるいは応神天皇や継体天皇などの古代天皇を研究している塚口義信氏から「古代山城南部の歴史」、特に「南山城の“息長”一族」についてお話ししていただく。塚口氏によると、神功皇后の系譜や伝承は、滋賀県坂田郡の息長氏が有力になる6世紀以前から山城南部の“息長”一族によって伝承されてきたものであり、この一族は息長帯比売の陵墓伝承のある、大和三大古墳群の一つとして有名な佐紀古墳群と深い関わりを有しているという。京田辺市にある普賢寺の山号は息長山であり、朱智神社の祭神「山代之大筒木真若王」(「山代」「筒木」に由来する名前)をはじめ神功皇后の系譜に山城南部の地名に由来する名が多く登場する。
これは、山城南部の“息長”一族がこの伝承を語り伝えてきたからであり、6世紀初頭に継体天皇が筒城宮に来たのも、この一族と近江坂田郡の息長氏が継体を支援していたからである。

“息長”“綴喜”“高木”“綺田(かばた)”などをはじめとする南山城の地名を手がかりに、神功・応神伝承の謎を解き明かすとともに、4〜6世紀における山城南部の政治集団とヤマト政権(畿内政権)との関わりについて考察していただく。

塚口氏紹介−堺女子短期大学 学長、文学博士。1946年大阪府生まれ。専攻:日本古代史・文化人類学。
関西大学第一高等学校・第一中学校教諭、関西大学講師など歴任。主な著書『神功皇后伝説の研究』(創元社)『ヤマト王権の謎をとく』(学生社)『古代王朝をめぐる謎』(学生社)『三輪山の古代史』(学生社)『三輪山の神々』(学生社)『古代天皇のすべて』(新人物往来社)など。

テーマ 「竹取物語ゆかりの筒木について」 小泉芳孝

京田辺市に伝わる伝承や社寺の本源記、それに個人が持っている古文書を見ていると。実に古く神代の時代のことが多く書かれている。

これらの内容が何時の時代に、どのように、どういう意図を持って書かれたのか今まで解からなかった。
ところが最近、堺女子短期大学の塚原義信学長の著書『やまと王権の謎をとく』などを読んだ時、今まで何となく目にして来た地元に伝わっている伝承や、古文書などに書かれていることが私の頭の中で繋がり、『古事記』
に記す山代(やましろ)()大筒木(おおつつき)真若王(まわかのみこ)」「大筒木(おおつつき)垂根王(たりねのみこ)」や、『日本書紀』に記す「筒木の韓人、名は奴理(ぬり)能美(のみ)」「仁徳天皇の歌と磐之媛の答歌」それに、その後の出来事などが私の頭の中で具体的なイメージとして浮かび上がってきたのである。

それとともに最近、京田辺市郷土史会で取り組んでいる『竹取物語』かぐや姫の里“京田辺”の『古事記』垂仁記に記す「大筒木(おおつつき)垂根(たりねの)王之女(みこのむすめ)迦具夜(かぐや)比売(ひめの)(みこと)」も架空の人物でなく「筒木」(筒城・綴喜)に居住していた人で、大筒木垂根王は筒木を舞台に活躍した実在の人物であったことがわかった。

また、延喜式内朱智(すち)神社の祭神や息長山普賢寺それに甘南備山、継体天皇の「筒城宮」などから、『竹取物語』ゆかりの筒木が山代地域において重要な位置を占めていることに気付いた。これらについて私なりの考えを述べてみたいと思います。  

小泉氏紹介−京田辺市郷土史会理事、葛椏s放送勤務。1947年京都府生まれ。近畿大学法学部法律学科卒業、佛教大学文学部史学科卒業、専攻:日本民俗学・郷土史。京都民俗学談話会会員、京都府立山城郷土資料館友の会。主な著書『稲作民俗の源流−日本インドネシア』(文理閣)。主な投稿『竹取物語“かぐや姫の里”京田辺』京田辺市郷土史会編・『京都民俗』京都民俗学談話会会誌・『筒城』京田辺市郷土史会報など。

テーマ 「南山城の神社と伝承について」 石田天祐

私は、南山城に関する記紀神話や万葉集それに祭神など言語学の分野から迫ってみる。現代の山城における地名は、古代日本語・やまとことば・中国語・古代朝鮮語・満州語などあらゆる分野の言語から分析しないと解明できない。各地の地名や人名それに祭神などについては、派生語や母音交替形・同音同義などから言語や語根を解読していかなければならない。

それらの中から南山城における各種神社の伝承について地名や祭神がどのようにかかわっていたのかお話しする。特に継体天皇や仁徳天皇と渡来人との関係や、歴史上は神話とされている神社の祭神など言語学から見た南山城の歴史を述べる。この地域は、歴史上かなり古くから栄えていたところであり一般の歴史書には記されていない。しかしここには古くから南方や中国大陸それに朝鮮半島から渡来人が住み着き神功皇后や息長足姫に関係する地名や伝承が残っている。

石田氏紹介−潟Mルガメシュ代表。1943年静岡県生まれ。京都大学文学部言語学科卒業、同大学院修士課程終了。相撲史研究家・幻想創作家。日本語源研究会・総合文芸誌「まほろば」編集長。著書『イグドラシルの言語学 −やまとことばの源流を尋ねて』『義留我(ぎるが)明主(めしゅ)の言語学 −続やまとことばの源流を尋ねて』(ギルガメシュ出版)・『忽然の人』(ギルガメシュ出版)・『マルドゥクの怒り』(ギルガメシュ出版)・小説集『風と馬と』(現代企画室)など。

【シンポジウム冒頭コメント】

テーマ「つぎねふ山代と河内との関係」−地名から仁徳・継体の筒城行幸の跡を考える− 吉田金彦

市域の地名を調べて山代と山背の国名の由来を知り、奈良のほかに河内との関係が深いことを考えた。

そして枕詞ツギネフの意味も地名山代・山背の意味に即して決定することができる。伝承時代である仁徳天皇は、淀川・木津川を経て筒城入りした。また継体天皇は、河内の国から山越えで山背にやってこられた。
それらは地名で推理することができるのである。

 吉田氏紹介−日本語語源研究会代表、京都地名研究会代表理事。1923年香川県生まれ。京都大学文学部卒業。専攻:国語国文学。京都府立女子短大教授、大阪外国語大学教授、姫路独協大学名誉教授。
著書:『日本語語源学の方法』(大修館)、『古代日本語をさぐる』(角川書店)、『古代日本語を歩く』(弘文堂)、『京都滋賀 古代地名を歩く』T・U(京都新聞社)、「ことばのカルテ」(創拓社)、「埋もれた万葉の地名」(東京堂)など。

パネリスト 「流域をめぐる史跡・伝承」 斎藤幸雄

木津川をめぐる歴史や文学(古代〜近代)にこだわり、ロマンを求めてその伝承や史跡を探訪してきた。
そういう中で多くの「南山城逃避行」現象を見いだした(古代より近世の徳川家康・熊沢蕃山にいたる)。
磐之媛などもその一人である。市辺押磐皇子の遺児顕宗・仁賢天皇もそうだが、継体天皇もその視点で見ると面白いのではと思ったりしている。

また古伝承を、「水」を視点にしてとらえてみるのもその謎を探るうえで面白い。田辺の神功皇后不違池伝説、精華町の船長(ふなおき)伝説、山代大国之淵の娘(かに)戸辺(はたとべ)にまつわる亀石伝説、武埴安彦・忍熊王・莵道稚郎子等々。その背後に水系氏族の息長氏・和珥氏が介在、葛城氏や丹波の氏族もかかわる。

 専門研究家ではないので、南山城の歴史ロマンを楽しむ立場からシンポシウムに参加できたらと思っている。

斎藤氏紹介−緑と教育と文化財を守る会(城陽市)副会長、枚方文学の会会員、1937年旧満州国生まれ。
京都教育大学第二社会学科卒業、大阪府公立中学・高校に在職した。専攻:日本中世史(平家物語)、著書:『木津川歴史散歩』(かもがわ選書)、『続・木津川歴史散歩』(かもがわ選書)、『やましろ歴史探訪』(かもがわ出版)。枚方文学の会会誌『法螺』に「木津川歴史散歩」を連載(今は宇治川に視点を移している)。
また古典文学を読む三つのサークルに所属し、平家物語や太平記を読み続けている。

シンポジウムの司会  古川 章

洛南艸舎文庫『洛南艸舎手づくり消息』を主宰し、第43号を数える。京田辺市役所で37年勤務し、今まで『京都府田辺町史』『田辺町郷土史社寺編』『田辺町近代誌』『田辺町近世近代資料集』の刊行。
京田辺市郷土史会の『筒城』などの編纂や事務局を担当した。

今回シンポジウムの司会を担当することになり郷土史の素晴らしい歴史を各分野の専門の先生方や郷土史家の方たちと共に研究できることを嬉しく思っている。

  「新しい視点と展開に期待」

南山城地方は、近畿の中心地であり、加えて関西学術研究都市として20世紀は脚光を浴びた。
そのため開発も著しく進み、考古学の分野や市町村史誌の刊行による古文書類の発掘なども進んだ。
しかし、21世紀は、大陸からの渡来人の足跡など、黒潮文化の解明を深めなければならないと思われる。
こうしたとき「秘められた南山城の地名を探る」は、自宣を得たテーマといえる。

 バネラーの諸先生方の新しい視点として南山城のこれまでの南北軸文化に加えて、東西軸文化の幕開けにふさわしいシンポジウムであろう。

古川氏紹介−洛南艸舎文庫主宰。1937年京都府生まれ。立命館大学文学部卒業、専攻:日本文学。
歌人・エッセイスト。主な著書『田辺郷土史なんやかんや』『南やましろの綴喜』共書、『京のかくれ話』(同朋舎)

別冊1号(京都地名研究会)
シンポジウム 
「秘められた南山城の地名を探る」
 平成15年10月 1日印刷
   平成15年10月10日発行
   発行 京都地名研究会
   編集 京都地名研究会常任理事 小泉芳孝
  編集協力 京田辺市郷土史会 

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■ 当日配布冊子。140ページにも登る貴重な資料です。

別冊1号(京都地名研究会)
シンポジウム 「秘められた南山城の地名を探る」
     編集・発行:京都地名研究会     Kyoto Circle Toponymy 

      編集協力:京田辺市郷土史会

編集後記

 京都地名研究会の第6回例会は、特別企画による公開シンポジウム「秘められた南山城の地名を探る」を京田辺市で開催されることになりました。今回のシンポジウムは、南山城の歴史の謎に迫るべく南山城スペシャルとして神功皇后や継体天皇などの研究者として最先端を走っておられる堺女子短期大学の塚口義信学長やこの地域を研究しておられる京都地名研究会員をパネリストとしておこし頂きそれぞれ専門の分野から報告して頂くことになりました。

南山城には、かなり古くから渡来人によって先進的な文化が伝わり栄えたといわれています。特に筒木の原や普賢寺谷では、神功皇后や仁徳天皇それに継体天皇などが居住していたといわれ、記紀などに明記されています。また、今まで神話と言われていた大筒木垂根王や大筒木真若王それに迦邇米雷王などの時代においては、平安時代に作られた『竹取物語』に「迦具夜比売命(かぐや姫)」がいて実在の皇后であるなど最近興味ある発表が地元の郷土史会から報告されています。

この冊子は、メインテーマ「秘められた南山城の地名を探る」における基調講演とシンポジウムのレジュメ及び資料として作成いたしました。編集担当者としては、当初レジュメのつもりで取りかかったのですが、先生方の熱意により沢山の貴重な資料をご提供いただき立派な冊子(別冊1号)に仕上げることが出来ました。各先生方のご協力により貴重な研究資料を提供して頂きましたことを、この場を借りてお礼申し上げます。
 この冊子が南山城地域における歴史解明の為の資料として役立てることが出来れば幸いです。
 
■冊子の販売について

 この冊子は、メインテーマ「秘められた南山城の地名を探る」における基調講演とシンポジウムのレジュメ及び資料(A4サイズ 134ページ)として作成いたしました。編集担当者としては、当初レジュメのつもりで取りかかったのですが、先生方の熱意により沢山の貴重な資料をご提供いただきましたので別
冊1号として仕上げることにしました。各先生方のご協力により貴重な研究資料を提供して頂きましたことを、この場を借りてお礼申し上げます。
 この冊子が南山城地域における歴史解明の為の資料として役立てることが出来れば幸いです。
 
なお、この冊子の作成にあたっては、編集者個人の費用で作成しました。
 このため書店では販売されていません。
このたびこの冊子をほしいという方が多数ありましたので、郵便振された方にのみ残部を郵送で特別にお送りすることにしました。
 この冊子は、関係者の間で3000円の価値があると言われています。また、この分野を研究されている方にとっては、9000円の価値があるとも言われています。
 申し訳ありませんが、先着順とさせて頂きますので下記をお読みになってお手続き下さい。


タイトル 別冊<シンポジウム>「秘められた南山城の地名を探る」
                 発行 平成15年10月19日
■上記のシンポジウム資料(レジュメ兼資料)を、
一冊2000円(本代+郵送料+封筒込み)にて残部をお送りすることにしました。ただしメールで事前に希望された方のみ
1300円(本代+郵送料+封筒込み)にて残部をお送りすることに致します。  
E−mailでお申込下さると共に下記の郵便振込 講座番号にお送りくださった方には、特別割引の1300円でお送りさせて
頂きます。
==== 切取り線 ============ 切取り線 ====

 E−mailでのお申込。先着順です、売り切れの時はお許し下さい。  
          名 前          
          郵便番号
          住 所          
          電話番号                  FAX番号  
          Eーmail          
メールで事前希望者のみ、一冊2000円のところを特別割引1300円(本代+
郵送料+封筒込み)でお送りいたします。下記の郵便振込 講座番号へお送りください。
  『郵便振込』 講座番号 00920-7-40389
         加入社名 小泉芳孝
         通信欄  別冊 シンポ資料冊子 希望

     なお発送は、上記が当方に到着しだい発送させて頂きます。  


村瀬さまへから御礼のメールをいただきました。

Sent:
Thursday, May 20, 2004 12:00 PM
Subject: Re: 別冊 シンボ資料冊子をお願いします
昨日「シンポジウム 秘められた南山城の地名を探る」の冊子を頂きました。
素晴らしい内容に感服しました。 
この2,3日当方の紙上で「卑弥呼の畿内説」が盛んに話題になっております。
冊子の内容もそうした事柄を背景に読んでいくと興味津々
今後ともご指導の程をお願いしますまずは受け取りの報告まで。 

     京田辺市郷土史会の会員募集中!
  
活動内容
      会誌「筒城」の発刊や講演会・史跡見学会のを開催など   年会費 1000円
  
申込・問合せ
      京田辺市郷土史会まで 会員には、年1回発行の会誌「筒城」が進呈されます。
    
市内の方 それぞれお住まいの地域の幹事さんがおられます。
              会費の集金と同時に会誌「筒城」が配布されます。
    市外の方 会費を送ると同時に会誌「筒城」が発送されます。 
全日開館として全て予約制(電話)により開館へ (2014年10月24日〜)
竹取翁博物館は、2013年2月1日に開館して2年半となり当初目的を達成しました。
今後は開館日を全日として全て予約制(電話)にします。但し、本館入口左にあるインターホン両方を押して頂き館長が館内にいる時は、見学可能です。なお、お盆と年末年始は休館させて頂きます。

 他に、訪問される小学生迄の方はご両親または先生と一緒にお越し下さい。出来ない時は両親か親権者等の「承認書」を持って来て下さい。また、博物館の記録用として写真を撮らせて戴きますのでご協力お願いいたします。



竹取翁博物館「国際かぐや姫学会」京田辺説 大筒木出版
   場所:〒610-0313京都府京田辺市三山木直田10 代表者小泉芳孝
   JR片町線「JR三山木駅」東へ徒歩3分  近鉄京都線「三山木駅」東へ徒歩2分
   
TEL・FAX 0774-62-2522 携帯 090−6961−9391
   HP http://taketori.koiyk.com/
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